ブライダル新聞、ウェルカム・ボードなど手作りペーパーアイテム作ります。披露宴や同窓会、家族親戚の話題作りに抜群のペーパーアイテム。
赤ちゃん誕生、長寿祝、大会優勝……どんな新聞でもOK。 全国紙を作っていたプロの記者が、手作りの新聞で祝福の瞬間に花を添えます。
当店情報3
今年1年間、お申し込みいただいた新郎新婦の皆様には大変お世話になりました。おふたりの門出に少しでもお役立てできたとしたら、これに勝る慶びはありません。
お申し込みとサンプル請求は常時、受け付けております。お申し込み書や取材シートの発送は三が日明けとなりますが、挙式日時が迫っている場合は納品できるかどうか個別にお伝えいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせは5日以降となりますが、メールであればいつでもお問い合わせください。
来年もまた、少しでも多くの笑顔を届けられるように全力を尽くしたいと思います。
皆様、どうぞ良いお年を。
(12月30日)
ネットでの参拝やお札などの販売が是か非か――神社本庁が「ネット上に神霊は存在しない」と自粛を求める通知を出したところ、導入している神社からは「神社に親しみを持ってもらえる」「遠方の人の助けになる」と反対の声が。
ネットが神学論争にまで火をつけたようで、不謹慎ながらちょっと面白くもあります。そもそも、祈願した人にだけ開運の恩恵に与れるのであれば、神様とはよっぽどケチくさい性格ではないでしょうか。ほぼ無神論者の自分ですが、初詣には毎年行き、「世界平和」と「家族親戚や友人、自分の健康」を祈願します。本当はもっと沢山祈りたいのですが、「これだけはどうしても」という上記2項目だけを厳選して毎年合掌します。
神様が願いを叶えてくれるとは思ってません。ですが、後悔しないようにできる限りのことはやった上で、自分の願いを自覚し、そうなるように努力しようと自己啓発の意味を込めて参拝します。そんな自分にとってネット参拝は「あり」だと思います。ただ、神社に出向くのとサイトに入るのとでは、啓発のインパクトに大きな差があるので、個人的にはあまり興味ありませんが。
(12月29日)
失敗は成功の母、と言います。失敗しない人に成功はない。成功者は失敗を恐れない、といった意味で、挑戦する気持ちの大切さを説く言葉として重宝されています。
発明王エジソンは電球を完成させるまでに1万回もの実験失敗を繰り返した。言い換えれば「この方法では電球は灯らない」という1万回の発見に成功したということです。失敗それ自体が成功へのロードだったという意味がよく分かる表現だと思います。
恋愛でも仕事でも勉強でも同じことかもしれません。うまくいかない全てのことは「こうしてはうまくいかない」という発見の連続であり、ノウハウを少しずつ積み上げる行為に他なりません。
目標を見失わず続けていけば必ず正しい道が見つかるのだ、という逆説の教訓なのだと合点した次第です。
(12月28日)
温暖化問題は今の暮らしを私たちが続け、産業活動を活発化させるだけで、加速度的にCO2を排出し悪化し続けていることが問題です。
各国指導者は政権維持のために、産業活動の停滞を招くCO2削減に消極的です。問題の根本は、削減を評価する仕組みが今の社会に存在しないことでしょう。
京都議定書の議長国でもある日本は1990年時の6%削減を目指して官民あげての取り組みが見られますが、批准していない米国や削減義務のない中国インドが排出量を増やし続けていては地球規模の取り組みとして意味がありません。
エアコンの温度を1度変えたり買い物袋を持参する……私たち1人1人の自覚が何よりも効果的なCO2削減方法でもあります。産業革命が人類滅亡をもたらすパンドラの箱だった、とならないために、身近に変化が生じ始めているいま、個々人が真剣に考えなければ、逆時計の秒針は無情に時を刻んでいくでしょう。
(12月27日)
先日近場で登山した際、山頂でご飯を食べていたら大きなやぶ蚊が数匹、「血ぃ吸うたろか?」と周辺を飛び回っていました。
時は12月下旬。こんな時期に出現するということは1年中成虫として生息すると考えた方がいいかもしれません。やぶ蚊だけでなく、先日は連日の好天でTシャツ姿も見られたNYで桜が開花したというニュース。北極の氷が溶け続け、赤道直下の島が少しずつ消滅し始め、大型ハリケーンや台風が年々増えている。
これらの現象が温暖化と直結しているかどうかの科学的証明はできません。エルニーニョの可能性も指摘されていますが、過去の経験に照らしても明らかに何かが変化していると誰もが感じているのではないでしょうか。
街頭インタビューでは「コートが要らなくなるね」という呑気なサラリーマン。燃費をムダに浪費する高級車・大型車に群がる小金持ち。ヘリや小型ジェット機を乗り回す若手起業家。自分周りの変化のみ鋭く、地球規模の変化に鈍い行動規範は、果たして格好いいのでしょうか。
(12月26日)
Merry X'mas!――街中に堂々躍るこの文字ですが完全な誤記です。ウィキペディアによると、Xmasという表記は「キリスト」の原表記「Χριστο?」の頭文字を取ってXが「Christ」を表す略記。
Christmasの略記は XmasかX-mas と綴るのが英語圏での標準。省略語Xの後に省略記号を付けるのはアポストロフィの使い方としても誤りですが、日本ではなぜか定着してしまったようです。
就職後にこの事を知ってからXmasの時期になると奥歯にモノが挟まった気分でモヤモヤしてましたが、以前「トリビアの泉」で取り上げられたこともあり、先日TVでタモリが「あれは誤記だ」と主張してました。影響力のある人の発言で今後は少しずつ駆逐されていくことでしょう。
しかし、誤記がこれほど世に憚るケースも珍しいことです。常識さえも常に疑ってかからないと、知ったかぶりになってしまう好例かもしれません。
(12月25日)
今週は有名人の訃報が続きました。季節的要因とは言えませんが冬は生きにくい季節であることはデータが示してます。月別の死亡率では1−3月が最も高く、6−9月が最も低いようです。
12月も年間4位。高齢者の中には、寒さによって血管が急激に収縮し血圧が急上昇し体調が急変することが多いそうです。とくに浴室やトイレは急激に室温が下がるため、十分に体が慣れるまで使用を待つことも大切です。
若いから大丈夫、と思っていてもメタボリック予備軍の方は注意しないと心疾患や脳梗塞の可能性だってないとはいえません。
そういえば、六甲山で約3週間遭難しながら低体温状態で生き延びた打越三敬さん(35)も随分と細身の方でした。皮膚が厚い方が寒さに強いとは言い切れないようです。
(12月23日)
きょうは冬至。1年で昼が最も短くなる日。イコール日の出が最も遅く、日の入は最も速い……かというとそうではありません。日の入は確かに速いけど、日の出は近時差の影響で1月7日頃が最も遅くなります。地球の公転軌道が円でないなどの理由から生じるズレですが、1+1=2とならないところに人の感情にも似た複雑さがあります。
福岡では朝6時に起きても真っ暗。東京育ちの自分にはこの時期の朝にはどうしても違和感がありますが、夕方が長いのはその不満を差っ引いてもありがたい恩恵です。冬は寒いかわりに好天も多く、個人的には好きな季節ですが昼が短いのは寂しいものです。
かといって赤道直下のように常夏というのも何か変化に乏しく味気ないようで、冬があるから春夏秋がありがたく感じられます。地軸23.4度の傾きは、生物にとって厳しくもあり優しくもある、地球という天体のちょっとひねくれた性格そのものなのかもしれません。
(12月22日)
今年の子供命名で男の子のトップが前年14位から躍進の「陸」。8位には「海斗」「空」と陸海空がずらり。2位以下も「大翔」「大輝」「蓮」「翼」と続き、自然や大地をイメージした名前に人気が集まりました。
女の子は「陽菜」「美羽」「美咲」……と前年と大きな違いはなく、菜や奈、美、愛の字を使った名前が多く並ぶ一方、子で終わる名前が100位の中でわずか2つしかなかったそうで、男の子に比べ名付け方にはっきりとした傾向が表れているようです。
以前は活躍したアスリートやタレントの名前が上位にずらりと並ぶことが多かったように思いますが、最近はオンリーワンの個性を重視する名付け親も多いのかもしれません。どんな個性的名前であっても、未来に託す子供への希望や愛情はどの親も変わらないことでしょうね。
(12月21日)
GyaoやYahoo!動画で昔のアニメを無料公開してます。懐メロ、懐ゲーの流れで「懐アニ」とでも言いますか、中学・高校時代には懐アニ話でよく盛り上がったものです。
自分たちの幼少時代といえば「バビル二世」や「新造人間キャシャーン」「ハリケーンポリマー」「コンバトラーV」などが懐アニの定番でしたが、いずれもネットで無料公開されていて、記憶の奥に眠っていた映像の再現に興奮すると同時に、便利な世の中になったものだと、おっさん的な感慨につい浸ってしまいます。
他方、懐アニ話で伝説化したアニメを四半世紀も経て見ると「こんなお粗末な内容だったっけ?」という落胆も少なからずあります。初恋の相手と数十年後に再開したら性格も容姿も変貌していた……というシチュエーションに似ているかも?
あの頃の感動は、将来の夢と同様、永遠に手に入らない過去の夢なのかもしれません。
(12月20日)
ある日突然メールを送信できなくなることってありませんか。大抵はウイルス対策ソフトが邪魔をしているケース。今回も前触れなくメール送信ができなくなり、プロバイダーに問い合わせても「ウイルス対策ソフトが原因では」の答え。PCの設定を何度もチェックしIP競合の可能性もあるのでルーターを外すなど試みましたがうまくいきません。
再びプロバイダー業者に連絡し状況を詳しく説明したところ、同業者が迷惑メールを防御する中継サーバーの設置サービスを開始し、送信サーバーの設定変更をしなければいけなかったことが原因でした。「当社のメールで書き換えをお願いしたのですが」ということですが、プロバイダーのメールを使ってない自分には分かるはずもなく、ひどい不手際に苦情を伝え電話を切りました。
通信業界がドッグイヤーのスピードで進化しているのは分かりますが、携帯業者の相次ぐシステム障害などユーザーの利便性を二の次にしたようなサービスの提供は信頼感を失いかねません。来年は亥年ですが、猪突猛進の開発・競争だけでなく顧客へのケアをもう少し真剣に考えてほしいものです。
(12月18日)
集団を構成すると、2割が優秀、6割が普通、2割がイマイチ、という構成になりやすく、「2・6・2の法則」というそうです。
優秀とイマイチの2割ずつを除いて残りの集団だけにしても、その中で2・6・2の優劣構成が出来上がるそうです。働きアリの中にもよく働く2割と普通の6割と怠け者の2割がいて、働きモノだけの集団に分けても2・6・2の割合で差が生じるとか。
ここで「アッ」と思い当たるプロ野球球団がありませんか。どんなに優秀な選手を掻き集めてもその中で活躍できる選手は常に限られてしまい、全体のチーム力はむしろ下がりっぱなしの球団が。優秀な人は他に優秀な人がいるとプラスαの力が働きにくくなり、それまでの実力が出なくなる。
食物連鎖や自然淘汰と同様に、絶妙なバランスを保つための自然の摂理なのかもしれません。集団の中でそれぞれ役割があるわけで、優秀な人間だけが偉いのではないし、才能ばかりが集まっても必ずしもうまくいかない。言い換えれば、才能がなくても努力と環境で補えるという摂理を、創造主は私たちにギフトしてくれたのかもしれませんね。
(12月17日)
松坂がRソックスと6年61億円で契約、企業減税中心の税制改正、官製談合で数千万円提供、元文相の妻が自己破産……スポーツも政治も社会もお金に絡むニュースばかり横溢していて、何やら荒んだ気分になってしまいます。
年の瀬といえば人やお金の移動も慌しく、強盗も急増する時期。どさくさに紛れて悪事も詰め込んじゃおうとするかのように凶悪犯罪の発生率が高くなります。
元旦の休養を先取りするようにバタバタと忙しい雰囲気が紙面からも伝わってくるようです。もっとも、新聞は正月特集に向けて紙数も広告も減る月ですが。
皆のエネルギーが少しずつ2007年にシフトする。心ここにあらず、というところにつけ込む犯罪にだけはくれぐれも注意して、あと半月、しっかりと来年の準備をしておきたいものです。
(12月15日)
来年の漢字について、もう少し想像を膨らませてみたいと思います。現在、分かっている来年のイベントとしては夏の参院選。今のまま安倍内閣の支持率が下落基調をたどるとすれば、選挙で不信任を突きつけられる可能性があります。
もし手痛い打撃を受けるようだと選挙責任が党総裁に及び、政権交代につながりかねません。そうなると、次の総裁は誰が有力か。現段階では前回次点となった麻生太郎氏。
或いはウルトラCで小泉元総裁の復帰。麻生氏は祖父が吉田茂、義父が鈴木善幸という政治一族。安倍・小泉氏も二世政治家。再登板や二世が騒がれ、さらにスポーツなどでV2の出来事があれば、数字の「二」が脚光を浴びるかも?
とはいえ、今年の「命」のように、想像できない出来事が漢字に納まることが大半なので、可能性は極めて低いでしょうね。
(12月14日)
今年の漢字に「命」が選ばれました。悠仁さま誕生やいじめ自殺・飲酒死亡事故など明暗双方で理由が挙げられています。2、3位も「悠」「生」と、似た意味合いの言葉が並びました。
悠仁さま誕生は9月6日で、いじめ自殺も年後半に注目された問題。夏まではトリノ冬季五輪やWBC、サッカーW杯、甲子園とスポーツの話題に独占されたのに、1年の計は年末にあり。現段階で記憶に残るテーマが脚光を浴びてしまいます。
1995年からの漢字を振り返ると、震、食、倒、毒、末、金、戦、帰、虎、災、愛。意味合いを考えれば、だいたい年末の世相が想像できます。今年は明暗交じるテーマであるものの、白は黒に簡単に塗りつぶされる色。気分も晴れ晴れという感じではないでしょう。
果たして来年の年末はどんな漢字が選ばれているか。宝くじよりも当てるのが難しいような易しいような。現段階で思い浮かぶ漢字と言えば、干支の亥、そこから派生して猛、進……これじゃ阪神くらいしか浮かびませんね。想像力を膨らませる訓練になるかも!?
(12月13日)
心筋梗塞や肥満との関連が指摘される「トランス脂肪酸」について、NY市が来年以降の使用禁止を義務付け、違反業者に罰金を科すそうです。
トランス脂肪酸は植物油やマーガリンなどに含まれ、外食から摂取されることが多いとか。日本人の摂取量は米国人の4分の1程度であるため、国内では規制の対象になっていません。厚労省の見解は「バランスよく食事をするかどうかの問題。今のところ商品にトランス脂肪酸の成分表示をしたり、使用規制をしたりすることはない」とか。
確かに食文化の違いがあるから必ずしも同じ対応をする必要はありませんが、血液製剤や石綿など過去の例を見る限り、日本政府は常に新たな科学的データへの対応が遅く、被害者を出すことを繰り返しています。
事なかれ主義の役所が無駄な仕事を増やしたくなくて、対応策を怠っているようにも見えます。硬直した縦割り行政を動かせるのは世論しかないので常に監視の目を向け、時には自分自身で対応する努力も必要かもしれません。
(12月11日)
きょう12月8日は日本が真珠湾を奇襲攻撃し太平洋戦争が始まった日。奇しくも昨日、全米映画批評会議が今年の最優秀作品賞にクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を選び、オスカーの有力候補になりそうです。
開戦から65年経って、日米双方の視点から硫黄島戦を見つめなおすプロジェクト作品が公開されるというのも興味深いことです。自分が生まれた時点での65年前といえば、日露戦争と第一次世界大戦の端境期にあたり、双方の戦争とも自分にとっては遠い遠い歴史ですが、太平洋戦争はいまなお現実的な出来事として様々な文学作品や映画に採り上げられ続けています。
日米双方からの視点で戦争を描く試みは、狭い国家・歴史観から抜け出し、歴史を客観的に振り返ろうとする、意味のあることだと思います。日本人にとっての「戦争の日」は原爆投下や終戦記念日にあたる8月中ですが、米国にとっては「リメンバー・パールハーバー」が始まったきょうが象徴的な日と言えます。そういった立場の違いを理解し合うことも戦争が伝える大切な教訓だと思います。
(12月8日)
知人のお見舞いに行きましたが、前日の好天とは打って変わって雨。元気づけにいく日はカラッと晴れてほしいものですが、雨降って地固まるとも。仕方ないさと出発し、電車とバスで迷い迷った挙句、目的地への利便性からバスを選択。
他のバスが定刻通り出発する中、天気のせいもあって利用するバスのみ15分遅れて到着。高速でも遅れて計30分遅刻。お見舞いはお昼近くになってしまい、面会中にランチが運ばれてきたので話が一段落したところで退室。最近、どうもしっくりこない感じで、「う〜ん」と唸る日が続いています。
賽の目が偏って出てもいつか6分の1に収斂するように、悪いことが重なっても長く耐えていれば幸運やチャンスも他の人と均等に巡ってくるはず。
きょうは24節気の1つ「大雪」。雪が激しく降り出す日に雨でラッキーだったのかもしれないし、きょうは不運だったから幸運の貯金がいくつもできたと考えてみる。冬来たりなば春遠からじ。大雪の寒さを味わいつつ、気温と共にやがて運気も上がるのをじっくり待ちたいと思います。
(12月7日)
阪神・関本健太郎内野手が契約更改交渉で「年に1度の交渉の中で(フロント幹部に)あくびをされた」と涙を流して保留しました。フロント幹部にしてみれば、数多い選手の1人で、忙しいストーブリーグのさなかという事情があるのかもしれませんが、選手側にすれば自分の価値を見極める集大成の場。あくびを屈辱と感じるのはもっともです。
何千万円の年俸を話し合う場で、たった1度のあくびくらい……という考え方もあるかもしれません。事の軽重から言えば取るに足らない生理現象ですが、立場の違いで金銭以上の意味を持つということでしょう。場の空気を察すれば緊張感であくびなど出ないはずですが、当幹部にはその辺の資質がやや欠けているのかもしれません。
お笑いの世界でも、場の空気にすぐ馴染んだり、わざと凍りつかせるなど自在に操る芸人が生き残っているように思えます。衆目が集まる場の空気をいかに演出するか。接客業やイベント業の経営力にも関わってくる、いまの社会に最も大切な能力の1つである気がします。
(12月6日)
12月になりました。あっという間の11ヶ月でしたが、師走はその名の通り駆け抜けるように終わってしまう印象があります。
年末の締めくくりをする様々な作業やクリスマス、正月の準備と独特の風物詩が重なるために街の雰囲気も慌しく変化し、人々も忙しく動き回っている印象があるからでしょう。月初に「あと1ヵ月か」と必ず思うのも12月ですが、「今年ももう終わりか」と必ず思うのも12月。
その感覚が毎年、3週間になり2週間になり1週間になるようです。同じことを繰り返すから、どんどん刺激も薄くなり、同じような時間だけが毎年流れてしまうのでしょう。
良い年だった人も悪い年だった人も、最後の1ヵ月を実りあるものにして有終の美を飾り、最後には「悪くない年だった」と言いながら2007年を迎えたいものです。「もう」でなく「まだ」1ヵ月もあるんですから。
(12月2日)
近未来通信の売上高の98%が投資家から集めた資金だったことが明らかになりました。つい数ヶ月前まで同社IP電話のサーバー購入を募集する雑誌広告をよく見かけました。系列の近未来ビデオコムのテレビ電話CMもよく見かけましたが、事件性が高くなってから見かけなくなりましたが、駅前には今でも大きな広告が張り出されています。
最初にサーバーの設置費用を出せば定期的に安定収入が得られるとの謳い文句に誘われて、会社を辞め退職金を出資した被害者もいるそうです。自分も雑誌を見ながら「こんな都合のいいビジネスが成り立つのかな」と疑問に思いました。
未公開株を売りつける詐欺も全国各地で多発し、オレオレ詐欺は森山直太朗のフリして森山良子に掛けるレベルになってきました。
新聞に載る事件は常に過去形なので、新手の詐欺は常にいま、自分の身の周りで起こってるんだ、という意識で「美味しい話には必ずウラがある」と思うくらいが丁度いいのかもしれません。
(12月1日)
松坂投手に続き井川慶投手も大リーグ球団から高額入札でポスティング落札となりました。大方予想の倍、約30億円。松坂の半分とはいえ、当初は松坂の予想落札額として噂されていた高額です。
これでFA取得の1年前にポスティングで有力選手を手放すパターンが既定路線になってしまいそうです。1年早く送り出すことで年俸の数倍、数十倍の金額が球団に入るのですから、球団経営の面からも当然の流れになるでしょう。言い換えれば、プロ野球は大リーグの人材育成リーグになってしまったということ。
既にその傾向は濃厚だったけれど、松坂・井川の活躍次第では来年以降更なる高騰の可能性もあるし、暴落の可能性もあるでしょう。欧州の有力サッカー選手並みの高額落札に、各球団はウハウハでは……と言いたいところですが、スター選手が減り野球人気は落ち続ける、という痛し痒しの状況に複雑な思いかもしれません。
(11月30日)
マイナスイオン効果を謳ったインターネット広告に、科学的根拠がないものが含まれているとして東京都が7業者に対し行政指導したそうです。
これを読んで不思議に思ったのは、マイナスイオンはそもそも科学用語ではなく科学的な定義も無い言葉だから、このような指導をするならマイナスイオンの言葉を謳ってる全てのドライヤーや空気清浄機も対象になるんじゃないかという点。
個人的体験でいえば、ドライヤーを買う際に「マイナスイオン放出」を謳った商品が安いドライヤーよりも1000円高く売ってました。毎日マイナスイオンを浴びれるのであれば、髪にも健康にもいいなぁ、と5分くらい悩んだ挙句、「でもマイナスイオンて気分の問題だよな」と科学的根拠のないことを思い出し、却下しました。
同じ二者択一に悩んだ人は沢山いるはずです。マイナスイオンドライヤーが売れ筋であることを考えれば、自分の選択の方が少数派かもしれません。気分的な問題ですから、信じる者は救われる方向でわざと乗っかってみるのも一手かもしれませんが。
(11月29日)
大相撲九州場所で全勝優勝した横綱朝青龍が8日目稀勢の里戦で見せたけたぐりについて、横審の全8議員が「品がない」と苦言を呈したそうです。堂々勝ってこそ横綱。立会いに変化したり奇襲攻撃するのは横綱らしくない、ということでしょう。確かに横綱というと如何なる怪力にも動じない大鵬や北の湖のようなイメージです。しかし、そうは言っても人の子。調子の悪い時に勝負を優先して奇襲作戦に出てはいけないのでしょうか。
堂々とした取組でも優勝から遠ざかれば引退勧告が出る厳しい世界。一方、勝ち続ける限り横綱の誇りは保たれます。奇襲が否定されたら小兵力士に横綱の夢は叶わないし、同じルールの中で、大関までなら勝ち方には拘らない、という理屈も釈然としません。
日本の武士道や美徳からくる理想像ではありますが、勝敗を決する戦いで勝ち方を求めるのはニの次のような気もします。取組後、朝青龍は「勝てばいい」と平然と言ってました。人によっては地団駄踏む言葉かもしれませんが、これはこれで立派な横綱の姿勢とも言えないでしょうか。
(11月28日)
ライブドアニュースの見出しは、エッと驚く内容が多く、つい記事を読んでしまいます。読んでガッカリするケースが大半で、見出しと記事の乖離というか、「うーん……一本取られた」と、記事よりも東スポ並みの歪曲した見出しに感心します。
これが有料だったら「看板に偽りあり」と怒るところで、俎上に乗せられる有名人もたまったものではないでしょう。実際の内容を反映しつつ、関心を惹く見出しを付けるのが職人技ですが、ライブドアや東スポの場合、後者にやや比重を置きすぎて、どう考えても勘違いしてしまう見出しが多いので、読後に「やられた」となるわけです。
私たちの日常会話でも、面白い話やビックリした話を大げさにする癖があって、仮眠を取っても「完徹した」とか、行列に30分並んだら「1時間も並んだ」とか、ついサバを読んだり嵩上げしたりしてしまいます。後でそれが分かると「なぁんだ、大したことないじゃん」と思うことも多く、逆に現実がもっと驚く内容だったりすると驚きは膨らみ、話し手の謙虚さに後で感心してしまったりします。話を面白くしたいと思う心はサービス精神でもあり、正直との兼ね合いは意外と難しいものですが。
(11月27日)
クリスマスまであと1ヵ月になりました。街にはポインセチアも見かけるようになり、年末ムードが少しずつ漂い始めた感があります。
ポインセチアの赤い部分は葉の一種かと思ってましたが、花柄のすぐ下にある葉の変形したもので、苞(ほう)と呼ばれます。
花が小さいため、鮮やかな苞で虫を招き寄せて受粉の役に立ってるようで、赤みの少ないポインセチアは虫にも人気がないようです。
花に特徴がなくても、別の特徴でどんな美しい花にも負けない華やかさを誇り、1年で最もロマンチックな日を象徴する花として知られるようになりました。
たった1つの特徴を大きく伸ばして惹きつける努力は私たち人間と同様のようです。
(11月25日)
一貫性について、日本人は事のほか重要視する国民性があるように思います。党を渡り歩く政治家には厳しいし、芯の通った有名人やアスリートに人気が高い傾向があります。
歴史を見れば、主君を裏切った明智光秀や敵方に寝返った小早川秀秋に対する歴史の評価は好意的とはいえない一方、残虐非道な行為を繰り返した織田信長や兄・頼朝にあっけなく裏切られた源義経への人気は不動のものといえます。両者の違いは、行いそのもの・勝敗そのものというよりも、終始一貫した態度だったか否かで大別されるのではないでしょうか。
長く武家社会の続いた日本では、こうした武士道精神が私たちの価値観の根底に依然として息づいていて、それが政治経済を動かす社会的規範になっているようにも思えます。
社会がどんなに合理化しても、職人が重用される社会の礎は、そんなところにあるのかもしれません。
(11月24日)
一貫性のない行動ほど信用できない態度はないと思います。自民党が郵政民営化に反対した議員の復党問題で揺れてます。参院選対策だけでなく、年内復党すれば政党交付金が増額されるという狙いもあって、慌しく動いているようです。
5年半に及ぶ小泉政権が最後まで支持を失わなかった理由に「行動できるぶれない政治」があったからだと思います。小泉政権で党籍剥奪された議員が安倍政権で復党したとしても、政権の一貫性に矛盾はありません。が、国民は点としてでなく、自民党という線で見るのではないでしょうか。
強硬に反対した郵政民営化をコロッと賛成する議員にも一貫性は感じられません。選挙は「反対」で戦い、個別には勝ったのですから、離党議員に届いた声は「反対」だったはず。ならば信念を持って反対し続けるべきだと思います。
彼らを飲み込んだ場合、少なからぬ国民が愚弄されたと失望するでしょう。地盤ある議員のおかげで一部で勝てても、無党派層は……一貫性のない政治は国民に最も嫌われると思うのですが。
(11月23日)
1月に発売された「世界の日本人ジョーク集」(早坂隆著)がベストセラーとなっています。中でも象徴的なジョーク。
沈没寸前の豪華客船から客を海に飛び込ませるとき船長はこう言って説得した。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄です」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
イタリア人には「飛び込めばあなたは女性にもてる」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則です」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでます」
国民性を鋭く突いてますね。ジョークの中には日本人の勤勉・きまじめさを揶揄したものも多いようですが、それは長所でもあります。笑われる特徴だけでなく笑わせる機知で国柄をよりよく理解してもらうことが今の日本には必要のような気もします。政治でも経済でも、うまくプレゼンできる長所を持つことが、課題なのかもしれません。
(11月22日)
大相撲九州場所で圧倒的声援を受ける地元出身の魁皇関。史上最多10度目のカド番という不名誉な記録で臨んだ今場所でしたが、史上最多の10度目カド番脱出という名誉な記録で中日を折り返しました。その豪快な上手投げも人気の秘密でしょうが、もし怪我がなければとうの昔に横綱になっていてもおかしくない実力の持ち主です。
先日、東京国際女子マラソンで苦杯をなめた高橋尚子も直前に左ふくらはぎを痛め、痛み止めを飲んでの闘いでした。怪我で引退していったアスリートの中には、実力的には歴史を塗り替えるような活躍ができた選手もいたでしょうし、引退してなおその思いを引きずっている人もいることでしょう。38歳でメジャー行きを決めた桑田投手も怪我で悩み続けた1人です。
自己管理もまた実力のうちと言ってしまえばそれまでですが、活躍した人々にスポットを当てるよりも、怪我したことを理由に挙げず黙々と闘い続け、走り続けるアスリートにもっと光を当ててほしい、というくらい本人の孤独な苦悩と潔い生き様は美しいと思います。
(11月21日)
例年よりもやや遅れて紅葉の身頃な時期になりました。見ているだけで侘び寂びの世界に誘われる紅葉ですが、そもそもなぜ葉は色付く必要があるのでしょうか。
落葉樹は来る冬に備えて葉を落とすために歯と枝の境に「離層」を作り、水分と糖分の供給を停止します。葉の糖分はそのまま残り、葉緑体内の色素が分解され、或いは新たな色素を作ることで、黄色くなったり赤くなるそうです。
夏の間中、光合成のために働き続けた葉の散り際を彩る演出にも見えます。咲き誇る花に憧れ、自らの最後を花に少しでも近づこうと努力しているようにも見えます。花は花粉の飛散という役割あっての美しさですが、紅葉に色自体の生命上の役割はないようにも思われます。
打算のない、生命の散り際の美しさ。万葉の織り成す控えめな色の演出に、秋の神髄を見る思いです。
(11月18日)
松坂大輔投手をレッドソックスが5111万ドル(約60億円)で入札、交渉権を得ました。2000年に入札されたイチローの1312万ドル(約14億円)のほぼ4倍。あのイチローの4倍も価値がある選手なんて、この世に存在するのでしょうか???
これだけ評価された理由として、各球団とも勝てる先発投手が欲しかったこと、WBCでの活躍がまだ記憶に新しいこと、26歳という若い年齢、高額競争を煽るインサイダーが存在したこと?……などが挙げられるでしょう。
要は、需要と価値が最も高まるタイミングで移籍することになり桁違いな入札額になったのではないでしょうか。レッドソックスとしては、スポンサーやグッズ販売など日本人向けビジネス展開にも力を入れたい意図があるのでしょうが、6年前に比べ、日本野球が確実に認められたことと、景気がよくなったことを象徴した入札になりました。
早大に進学する斉藤佑樹投手がいつかメジャーに行く頃には、どんな評価をされるのか。それも松坂らの活躍次第なのかもしれません。
(11月15日)
昨日書いた暗黒面の力の象徴とも言えるのがテロリズムではないでしょうか。古の教えを自分の憎悪に沿って歪曲し、自爆テロこそ神の恩恵に叶うと解釈し、自らの不幸へ他人を引きずり込む。
最近封切りされた東山圭吾原作の映画「手紙」は、弟を想うゆえに重罪を犯した兄が翻って弟を苦しませ続けるという、悪循環の恐ろしさを象徴的に描いてます。最後に兄弟の絆を光明面に置き換え、物語は収束します。
新聞の社会面に綴られる記事のほとんどはこの暗黒面を象徴する事件事故であり、現実社会は暗黒面に覆われた側面があると思います。それでも、多くの物語が最後に光明面を見出そうとするのは、人間の本性として希望を持ち続けたい願いがあるからでしょう。明暗は善悪に単純区別できるものではなく、だからこそ人は暗黒面に引きずられやすいとも言えるのではないでしょうか。
正しいことだけが常に正しいわけではない、という複雑な法則に悩んでいるのは、どこかの国の大統領も同様かもしれません。
(11月13日)
ここ数日体調が悪く寝込むことが多かったのですが、一つ歯車が狂うと全てがネガティブ≒ダークに見えてきて、気分的にも沈みがちになります。
スターウォーズの世界では、宇宙に広がる神秘の力「フォース」を操るジェダイの暗黒面(ダークサイド)と光明面(ライトサイド)の葛藤が連作を通したテーマになってますが、ジョージ・ルーカスはこれを普遍的な人間のテーマと考えていたのではないかと、床に伏せながら思いました。
否定的な事柄に1つ思いが及ぶと次々に不安材料が増えていく。人を思いやる余裕もなくなるし、むしろ他人の失敗に安堵の表情を浮かべたりもする。その瞬間の表情をもし、誰かが見ていたらどうでしょう? 「この人は他人の不幸を喜ぶタイプなんだ。信用できる人間じゃない」と見なされ、自らを取り巻く環境は悪循環に陥ります。
暗黒面の力は犯罪同様、破れ窓のように小さな部分から全体に波及していく。だから、宗教なり訓辞なりによって自分を光明面に留め置き、全てがウィンウィンの関係になれるよう努力することで様々なシナジーも生まれるんじゃないかと、徒然に思い耽った秋の夜長でした。
(11月12日)
Google誕生という本を読みました。スタンフォード大学院生だったサーゲイ・ブリンとラリー・ペイジが1997年に開発した検索エンジンが、資金繰りの苦労から時価総額13兆円を超える企業になるまでのアメリカンドリームが書かれています。
拝金主義を嫌い「Don't Be Evil(邪悪になるな)」という独自の企業理念のもとに、社内に無料の食堂や遊び道具を取り揃え、仕事時間の20%を独自の研究に充てられるルールを設けて発展。アイデア技術を次々とネット上に公開。イメージ検索からGoogle
Earth、デスクトップ検索など1度体験したらその圧倒的技術力に舌を巻く無料サービスに、口コミだけで次々とユーザーを開拓し、広告収入もうなぎ登りになっていきました。
ウェブ上の膨大なデータを整理整頓するだけでなく、各自のPC、蔵書、遺伝子から宇宙のデータまで全てを整理しながら、市場のマネーも優秀なエンジニアも飲み込み、文字通りgoogol(天文学的に大きな数字)単位で全てを飲み込む現代のモンスターに驚愕するばかり。このサーチモンスターが次に何をするのか、後世にどう語り継がれていくのか、ドラえもんのポケットのような企業に興味が尽きません。
(11月11日)
きょうは立冬。暖かな日が続いたせいか、曇天の昨日から寒気を感じるようになり、暦どおり冬の気配が色濃くなってきました。
過ごし易かった秋も駿馬のように駆け抜け、ポツネンと閑地に取り残されたような気分になるのもこの時期ならではかも。
「冬来たりなば、春遠からじ」
過ごしにくい季節の後には必ず過ごし易い季節が訪れる。いじめや履修問題で教育現場の混乱が続いてますが、安易に命を捨てる前に、時の流れに身を任せれば季節はすぐに通り過ぎるものです。ゴールが見えない長い道のりも、終わってみるといつもあっという間に感じる。
耐えられなければリタイアしたっていい。高すぎるプライドは邪魔なだけ。命さえあれば何度でもやり直せるのだから、自分を悩ませている目前の出来事をちっぽけなものだと笑い飛ばしてみればいい。教育現場だけでなく、私たち大人が子供を追い詰めてしまうことがないよう、1人ひとりが気を配れる社会にしたいものです。
(11月7日)
昨日、街で久しぶりにカササギを見かけました。佐賀・筑後平野を中心に生息する外来のカラスで、秀吉の朝鮮出兵の折、佐賀藩主鍋島直茂が朝鮮半島から持ち帰り繁殖したものと言われています。
電柱に巣を作り停電の原因になることもあるのですが、群れを作らずゴミ袋を集団で荒らすようなことはありません。主にツガイで行動し、ハシブトガラスよりも一回り小さく、黒地に白い羽を持つオシャレないでたちで、本来のカラスからは外れたイメージです。
ハシブトガラスであれば見るのも嫌ですが、カササギはつがいの様子を観察したくなる存在。同種の生物でこれほどイメージがかけ離れているのも珍しいと思います。
もしこの世に創造主が存在するとしたら、私たち人類に対しても同じように「ピンからキリまでいるものだ」と半ば呆れて観察しているかもしれません。中身も外見も、それなりに大切ということを教えられた気分でした。
(11月6日)
文具でよく見る黄色のカッターナイフ。刃こぼれの際には溝の部分で折れば何度でも使える大変便利なものです。板チョコをヒントに開発したもので、溝の角度は試行錯誤の末に59度に決まったそうです。
スライド式に簡単に出し入れできるのに、使う際に固定できる仕組みは、フタがスライドする仁丹のケースがヒントになったとか。黄色の本体は、刃物なので温かみのある色を選ぶと共に工具に紛れても目立つ利点と、流行に流されずブランドイメージを定着させるため単色にしたそうです。
社名にもなったオルファカッターの「オルファ」とは「折る刃」からとったネーミングで、Hを発音しない国もあるためFを使ってOLFAになったそうです。考案から半世紀、今では100カ国以上に輸出している世界ブランドに成長しました。
身近な「便利」の中には、知られざる苦労の後が幾重にも積み上げられているのですね。
(11月2日)
慣れると物事はスムーズになりますが、同時に飽きてしまうのが人の性(さが)。仕事も勉強も続ければ成果は出るけど、集中し続けるのは難しい。このジレンマこそ物事を習得する上での壁だと思います。
好きこそものの上手なれ。成果をあげている人の多くは、いつも野球のことを逆算して生活しているイチローのように好きで好きでたまらない仕事を持っている人ではないでしょうか。でも、そこまで好きでい続けるのはなかなか難しいもの。
そこで、飽きたときの気分転換が大切になるわけですが、緻密な作業をする人は旅行や散策を、労働作業をする人は家でのんびりするのが最適の気分転換だと思います。普段とは逆のことをするのがリセットに効果的ということです。受験勉強でも、根を詰めるより半日や1日思い切って遊んだ方が成果が上がることもよく聞く話です。
私たちは一生、「飽きと慣れ」との間で闘い続けなければなりません。どんな立場にいても、それは同じこと。付かず離れず、振り子の原理でいけば、充実した生活は後から付いて来るような気がします。
(11月1日)
高校の必修科目を教えてなかった問題が全国に広がってます。受験生にとってはラストスパートに向け大切な時期。発覚したタイミングがちょっと悪かったと思います。生徒は被害者だし、先生は生徒のことを思った挙句の不手際なので、「誰が悪い」と言い切れない問題でもあります。
同じ受験生でも履修した生徒にとっては平等に履修させてほしいと思うでしょうし、履修していなかった生徒にとっては降って沸いた災難。過去ずっと発覚しなかったわけですから、この時期にまとめて履修させるのは「逆平等」のようにも見えるし、落としどころをどの辺りに探ればいいのか迷うところです。
文系だった自分には、物理や微分積分などの授業は社会人になって使う機会がない……どころか内容さえもまるで覚えてません。だから受験科目以外「心ここにあらず」のこの時期に未履修科目を完全履修するのはあまり意味がないし、酷だと思います。とはいえ、正直者が馬鹿を見る前例も残してはいけないので、時期的なハンデも考慮して何割かの軽減で履修させるしかないでしょう。
(10月31日)
飲酒運転やいじめ問題など、最近のニュースは以前から社会問題となっていたテーマが多いような気がします。とくに、いじめによる自殺というのはマスコミや都道府県教委が公にしないだけで、1つのニュースになることでワッと全国調査に走り、潜在的な問題があぶり出される、という構図に見えます。
なぜ忘れた頃に問題化するのか。1つには、私たちが流行り廃りでニュースをとらえ、少し食傷気味になったら「もうその話題は飽きたからいいよ」という風潮になってマスコミの扱いも次第に小さくなることが原因だと思います。
飲酒運転などはすでにその傾向が現れ始めているような気がします。ほとぼりが冷めてしまえばまた事故が多発し、小さな事故はマスコミも取り上げなくなるでしょう。
「歴史に学ぶ」知恵があっても、結局は「歴史は繰り返す」になってしまう。初心を忘れない意志を保つことの難しさをこんな日常の話題やニュースは教えてくれるようです。
(10月30日)
街を歩いていたら、ハロウィンの仮装をした園児の行列を見かけました。そういえばこの時期、カボチャのお化け人形を店頭で見かけることも多くなったような気がします。
と思ってたらハロウィンが最近、日本で流行っているという記事を見かけました。10月31日がハロウィン当日になりますが、欧米と同じように仮装をしてお菓子をもらう子供が増えているとか。
「ハリポタ」の影響が強いようですが、この時期、欧米ではハロウィンに絡めてホラー映画も書き入れ時なんだそうです。日本でいえば、怪談が流行する夏の夜に当たる時期のようです。
日本ではそろそろ寒さを感じるこの時期にお化けが街に溢れるのは、二重の寒さになってしまいますが、外国の文化をいち早く取り入れる日本人の柔軟性や商魂には舌を巻きます。
伝統文化と外国文化を融合するオリエント文化が現在進行形で発展し続けていると言えるかもしれません。
(10月29日)
ファイターズが4勝1敗でドラゴンズを下し、44年ぶりの日本一に輝きました。開幕早々、新庄が今シーズン限り引退を表明し、いつも以上に注目されたペナントレース。後半からの驚異的強さは、セ・リーグ終盤のタイガース同様、ナインもファンも「どうしても勝ってほしい」という気持ちが乗り移った結果だったように見えます。
日本でもメジャーでも、成績自体はパッとしない新庄ですが、「宇宙人」とも称される離れ業で、誰よりも記憶に残る名場面を残してきました。最後はチームの地元・札幌で栄冠を掴み、これ以上は考えられない有終の美と言えるでしょう。
長嶋茂雄にも通じる伸びやかなプレーとキャラが、個人の成績だけでは測れないチームへの貢献を果たしてきました。初戦を落とした時も新庄は1人ニコニコしてました。スポコン全盛の、スクールウォーズの世界だったら往復ビンタを喰らいそうなスタイルに時代の変化さえ感じます。敬遠球でのサヨナラヒットやオールスターでのホームスチールなどなど、前向きに楽しんでいれば奇跡もそんなに難しいことじゃない、ということを最後は日本一という形で証明してくれました。
(10月27日)
今回のソフトバンクの定額制導入は、中身を見ると使用頻度の高い時間帯での定額に
は制限があることや基本料金以外にオプション料金が組み合わさっていけば実際
2,880円で済まない等々、「実質値上げ、割高」という声もあります。
ブロードバンド競争の時には、低価格化で日本の通信インフラを一気に世界レベルに引き上げ、孫正義社長の功績は業容以上のものだと思いましたが、今回は革命的とい
うより経営上の打算がやや鼻につく気がします。
それでも、番号ポータリビリティ制度施行前夜に仕掛けた戦略はインパクトが強く、さすがとの声も巷ではあるようで、ソフトバンクに対する評価も二分されているようです。
携帯が1人1台の時代に、原価に見合わぬ高利を食む業界で競争原理を促す試みは評価すべきだし、ソフトバンク自体が以前ほどに財政的余裕がないのも中途半端な料金体系にせざるを得なかった一因かもしれません。携帯が生活に本当に欠かせないものなのかどうかも含め、ユーザー側の懐もシビアにいきたいものです。
(10月26日)
プロバイダー変更に伴いプライベートで使うメールアドレスを変えなくてはいけなくなり、あちこちで登録変更をしなくてはならず、「最初からフリーメールで登録してれば……」と後悔しています。
これだけ日常的にメールを使うようになると、第二の住所のようなもの。しょっちゅう引っ越していては、毎回「転居はがきを書か」なければいけなくなります。フリーのPOP電子メールを使えば、私書箱のようなものなので、プロバイダーの変更なんか気にする必要はありません。
ここではたと立ち止まりました。フリーメールといっても、ずっと潰れる心配のないサーバーを選ばなければ、また「転居はがきを書か」なければならなくなります。
先を見据えて物事を決めておけば、後になって同じような作業を省ける。それは仕事や投資も同じこと……チェスや将棋のように先手を打っていけば、どんどん立場が有利になったり楽になったりするのに通じます。流れに身を任せるのも時には大切ですが、将来のイメージを常に頭に思い描く癖も身に付けたいものです。
(10月25日)
携帯電話の番号持ち運び制度開始に合わせ、ソフトバンクが同社契約者同士の通話・メールの定額制というビックリプランを発表しました。
CMで繰り返していた「予想外です」の言葉も新サービスへの伏線だったということで、合点がいきます。ADSLでソフトバンクが価格破壊した際も業界には激震が走り、その後のサービス合戦に発展しました。
同じ競争が今度は携帯市場で繰り広げられようとしています。ドコモは長らくガリバーとして業界の過半を独占し、NTT本体をはるかに凌ぐ大きさになりました。1度契約すれば、高い利益率を得られる世界で、auとともに繁栄を謳歌してきた市場にようやく風穴が開こうとしています。
とはいえ、ソフトバンクもボーダフォン買収で台所事情は苦しく、背水の陣という感は否めません。各界で価格破壊をもたらしたダイエーやユニクロ、マクドナルドなどはいずれもその後、苦しい時期を迎えてます。ユーザーの満足度を最大限に高めながら、継続性のあるサービスを展開していってほしいものです。
(10月24日)
齢60を越えても流行りの曲を歌える方もいれば、三十路に入った途端、「流行を追うなんて自分の中では流行遅れだ」と音楽や服装などに疎くなる人もいます。
自分の場合、典型的な後者の側なんですが、早いトレンドの変化を追うのが莫迦々々しくなって、流行しているもの自体が自分の中では時代遅れというか、鮮度の剥げたものに映ってしまいます。
しかし他人の目から見た場合、鮮度が剥げているのは自分自身なわけで、興味を閉ざした人間は色褪せた存在にしか見えないのかもしれません。
流行に限らず仕事でも時事でも、或いは日記やコンピュータなどでも、関心を持ち続けるということは自分自身の鮮度を保つために大切なことなのかもしれません。
(10月23日)
散歩していると、思わず走りたくなる街並みもあれば、走っていた足が止まってしまう街並みもあります。何という景色の違いもないのに、なぜか体の反応が変わってくるのです。
家までの距離とか傾斜が微妙にあるとか微妙な変化のせいかもしれません。モチベーションというのはほとんど意識していない部分にかなり支配されていて、何となく憂鬱な日や何となく爽快な日の違いというのは、実は自分周りの非常に微妙な変化が原因であることが多いように思います。
タレントの松居一代さんは借金地獄や顔面麻痺などのどん底生活から、家事、とりわけ掃除を徹底することで日々の気持ちも一新し、運気が開けていったと言います。小事にこそ大事が宿っているのかもしれません。
(10月21日)
この話を聞いて本人と同じように不幸な気分になる人はいるでしょうか。
米ラスベガスの「カジノ王」が、所有するピカソの名画「夢」にひじをぶつけて穴を開けてしまい165億円で売却する契約が解消されてしまいました。身ぶりを交えて友人に絵の説明(自慢?)をしている最中だったそうです。
友人に対してかん口令を敷き、バレないように画策したそうですが、どこからかマスコミに漏れて契約破棄。9年前に58億円で購入した本人は直前まで上機嫌だったそうですが、穴を開けた瞬間、「クソ。何てことをしてしまったんだ」と嘆いたそうです。「夢」が「悪夢」に変わった瞬間でした。
人の不幸は蜜の味。不幸な人の不幸は笑えませんが、大金持ちの道楽による儲け話の失敗談に思わず頬が緩んでしまうエピソードです(文化財の損傷自体は誠に不幸なことですが)。
不幸な人が成功すると心が温まり、幸福な人が失敗すると胸がスッとする。私たちの脳にはバランスを保とうとする微妙な感覚が働いているのかもしれません。
(10月20日)
松本大マネックス証券CEOが色についての考察をしています。中央線で自殺者が多いのは、あの橙色の車体が思い詰めた人にとっておどろおどろしくて思わず飛び込んでしまうとか、暖色で痛そうでないからとか、正反対の説を紹介してました。
人によって色の好き嫌いはありますが、総じて人気があるのは青や緑、白でしょうか。赤や黄などは明るく派手ですが落ち着きのない色だし、黒や紫は陰鬱なイメージで、和みや癒しを感じられる色ではないですね。イメージカラーによってその人の性格もある程度見えてくるでしょうし、私たちは思いのほか色に気分を支配されているのかもしれません。
ブルーな気分の日はモノトーンな曇りや雨でいてほしいし、体を動かしたい日はパステルカラーの快晴でいてくれた方が軽快な気分になれます。気分が色を選んでる側面もありますが、色が私たちの気分を支配している側面もあるのでしょうね。中央線の電車もピンクにすれば自殺者が減って、遠距離ならぬ“沿線恋愛”が増えるかも!?
(10月19日)
いじめは何も子供に限った行為ではありません。サラリーマン社会にだって、部下を差別する上司や仲間外れを作る同僚というのはあまた存在するのではないでしょうか。
好き嫌いの発生と同時に差別の心が生まれ、態度を変えるのが人間です。どんな小さなコミュニティでもグループの中でも、生まれてから一度も仲間外れの思いをしたことがないという人はこの世にはいないのではないでしょうか。子供の場合、人格未完成の中で差別の心が生じたときに、相手を徹底的に貶めることで自らの優越性を勝ち取ろうとする本能が働いてしまいます。
教育の果たすべき役割とは、いじめたい心に自制のブレーキをかける度量や忍耐力と、いじめに打ち勝つ勇気や忍耐力を教えることに本分があると思います。個別のいじめを対症療法的に駆逐していても現実社会に応用できません。
親や教師は広い視野と大きな心でこの問題を考えてほしいと思います。子供たちにどんな未来を提供できるか、すべては接する大人にかかっているわけで、責任と影響力はとても大きいと思います。
(10月18日)
北で南で、小学校で中学校でいじめによる自殺が相次ぎました。文科省はいじめによる自殺件数を1999年度以降ゼロとしています。今回、教諭がいじめのきっかけを作ったと言える福岡県筑前町の三輪中では、一度は「教諭のいじめが原因」と認めながら、翌日校長は否定しています。
反省の大切さを教える教育現場で、いじめを頑として認めようとしない因習がまかり通っているように思えて、遺族の感情を逆撫でする態度に怒りを禁じえません。
そもそも人間関係には好き嫌いがあり、人格形成の途上にある子供たちの間にいじめが全くない世界などというのはないんじゃないかと思います。それが生きるのも辛くなるほど陰湿なものか否かというだけであって、学校側は「いじめはない」という立場に立つのではなく、元々ある弱肉強食の心をいかにプラスの力に変えていくかを考えなければならないのではないでしょうか。
いじめを認めない限り、いじめを原因とした自殺もなくなることはないでしょう。
(10月17日)
よく行く図書館のゲートで、機械の誤作動によってブザーが鳴ることが時々あります。携帯か電子機器に反応しているのでしょうが、「ブーッ」という警報と共に周囲の人々が一斉に振り返るので、すれ違いざまに犬が突然吠えるのにも似た驚きを感じます。
そんなことが何回か続くと、ゲートをくぐる度に緊張するようになってしまい、あまり気持ちの良いものではありません。いつ自分が周囲から白い目で見られるのかと思うと気が気でないので、誤作動を直すようにとお願いはしたのですが、おそらく簡単には直らないでしょう(図書館の方も誤作動がよく起こることは分かっているようなので)。
李下に冠を正さず、と言いますが、日頃の行いに不備があるせいかと思うと何か色々と関係のないところで反省材料の多い日々で、本の貸し出しとは関係のないところでダメ出しされている気分です。
(10月16日)
9.11テロを描いた「ワールド・トレード・センター」を観ました。あの日、ビルの中の人々がどんな思いでどんな行動をしていたか、ニュースだけでは伝わらない生々しさが再現されていました。
ビルの中の人々を助けようと乗り込んだNY市警のうち奇跡的に生還した2人の証言をもとにあの日が再現されています。崩落したビルの下敷きになった現場は、戦場に匹敵する地獄絵図で、テロの凄惨な実態を克明に表現しています。政治的、宗教的な視点を排除して現場主義に徹した脚本は、反テロ・反戦争の意志を無言のうちに訴えているようで、オリバー・ストーン監督のメッセージが伝わってくるようです。
平和な社会にいる私たちが、忘れてしまいがちな現実世界の一端を映画は見せてくれます。人間の愚かさに絶句するとともに、自らの犠牲を省みず人々を救おうと全力を尽くす人間の尊さに敬意を抱かずにいられません。自分が同じ状況に置かれたとき果たして同じ勇気を示せるのか、自らの足を切断しろと言えるのか、色々と考えさせられる作品でした。
(10月14日)
ホークス無念……。斉藤和巳の好投が報われることもなく2年越しの雪辱は果たせませんでした。ナインに抱えられて引き上げるエースの姿が、歓喜に沸くファイターズナインと対照的で、王監督に捧げられなかった勝利への悔しさが伝わりました。ホームで連勝、最後はサヨナラというファイターズにとっては最高のペナント幕切れ。新庄引退に花を添える25年ぶりリーグ優勝に、敵ながら素晴らしい戦いぶりだったと思います。
昨年はマリーンズ、今年はファイターズと万年Bクラスだったチームの活躍で、パ・リーグは毎年見ごたえがあります。資金の限られたチームが強豪を呑む構図は判官びいきの心をくすぐり、悪い気がしません。
野球は斜陽スポーツだと言われてきましたが、セ・リーグもタイガースが奇跡の追い上げを見せるなど、高校野球に刺激されたかのように終盤見ごたえのある戦いを見せたプロ野球。WBCでの日本の活躍が良い形で球界の活性化につながりつつあるように見えます。せっかくだから日本一のフラッグも津軽海峡を越えてほしいですね。
(10月13日)
毎月12日はトーフで「豆腐の日」。朝方TVでやってましたが、米国でも豆腐が注目されているとか。あの「暖簾に腕押し」的な食感は苦手のようで、肉に見立てて木綿豆腐以上に歯ごたえがある作りだそうです。
緑茶に甘味を加えたり、アボカド・カニカマを裏巻にしたカリフォルニア巻など本来の日本食から離れたところで流行している感がなくもないですが、自国文化に合わせて異文化を取り入れる試みは微笑ましくもあり、相互理解に欠かせない努力にも思えます。
米国人からみれば、日本のマックはサイズが小さく「本物じゃない」となるかもしれません。昔はピクルスが苦手でよく外してましたが、これもまた「緑茶に甘味」と同じ行為かもしれません。
どんな形であれ異文化を理解しようとする心掛けがまず大切。そのうちピクルスも食べられるようになるし、刺身だって外国人の舌に慣れていきます。自国の論理だけを押し通す、どこかの国の指導者には永遠に理解できないでしょう。
(10月12日)
トヨタが10代目カローラ・アクシオを発売しました。カローラといえば、車を購入する時にお金持ちでなければ一度は検討車種に上るのではないでしょうか。
モデルチェンジの度に車体は洗練され外観にも風格が出てきました。世界のトヨタたらしめた主力車種で、皆が乗るから性能にも安心感が持てるし、値段も手ごろ。言うことないように見えますが、多種多機能化する自動車の中でユーザーの高齢化もあって国内生産台数は国外とは対照的に漸減しています。
映画のシリーズ物もそうですが、名前自体が古い印象を与えると、いくらモデルチェンジしても「昔の大衆車」のイメージを払拭できず、「せっかく新車を買うなら新しい車種に」と発想しがち。
「カローラUにのって」という曲でポップなイメージを抱いたのも、もう11年前。イメージ一新の重責を担って明石家さんまと木村拓哉が今回、テレビCMに起用されました。時代の変化に合わせて生き続けてほしい車です。
(10月11日)
一昨日の花言葉は「勝利」、昨日の花言葉は「賞賛」。まさにホークスのためにあるような言葉でした。2年連続レギュラーシーズン1位通過も日本シリーズには進めず、3年越しの雪辱をまずはプレーオフ第1ステージで果たしてくれました。
熱烈なホークスファンではありませんが、プレーオフ制度が導入された途端に実戦離れで不利な1位チームとして苦汁を舐めた選手のやりきれなさは何とか晴らしてほしいと思ったので、下から攻める今回のプレーオフで2年分の雪辱を何とか晴らしてほしいものです。
昔、西武新宿線の開かずの踏み切りで何度も遅刻させられた身としては、ライオンズは宿敵。ホークスが勝つのも嬉しいのですが、ライオンズの敗退はそれ以上の快哉。スポーツ観戦は贔屓のチームとアンチチームの両方を持つことが最も楽しめる方法かもしれません。
加えて今期は何といっても王監督に捧げる日本一がかかってます。病魔から回復し、最高のプレゼントを届けられるようナインの快進撃に期待したくなります。
(10月10日)
先日、とある豆屋の長寿豆というのを購入しました。ネットで売れているらしい、と言われて店頭で買ってみたのですが、豆屋で買い物をしたのも初めてなら特に味付けもされていない豆を買ったのも初めて。ただ人気と長寿という言葉に惹かれて買ってみたのです。
で、カウチポテトな時に家でポリポリ食べてるわけですが、美味しくない豆でも体にいいのかなと思って食べてると、何となく美味しい気分になってきます。ひと粒食べればダメージが回復するドラゴンボールの仙豆を食べてるような気分です。
子供の頃には甘い菓子やファーストフードなど派手な味が好きだったのが、大人になると海藻類や豆類などつまみにもなりやすい食材が好きになっていきます。それは、こうした経験を重ねて徐々に淡白な食感や味付けの奥に食べやすさや健康が見えてきて、価値観が変わっていくからかもしれません。
遺伝的・無意識的な体のニーズとともに、後天的で意識的な選別が行われていくのでしょう。いつか豆屋に通う日が来るのかなぁ。
(10月9日)
個性のある言葉で表現してほしい、と昨日書きましたが、個性があっても中身がまるでない言葉というのもあります。
「味のIT革命やぁ〜」「(海鮮丼に)宝石箱やぁ〜」
料理番組で活躍する彦麻呂の台詞はユニークなだけにプチ流行しました。間違いなく個性的な表現だし、共通点が全くないITで料理を表現するインパクトは抜群です。どんな味なのかは全く伝わってはきませんが、たんに「美味しい」「ウマい」「イケる」といった、昨日書いた「決まり文句」よりは印象に残る言葉です。
場に応じた決まり文句ほど印象に残らない言葉はありません。だからこそ、気まずい状況になるほど印象の薄い決まり文句で場を治めようとする心理もよく分かりますし、自分が糾弾されても結局は同じような言葉を選びそうな気もします。
ならばせめて日常の会話や文章においては、できる限り自分の言葉で表現する癖をつけ、個性を大切にしていきたいものです。個性が言葉を選ぶと同時に、言葉が個性を磨く側面もあるんじゃないかと思います。
(10月8日)
NHK富山放送局長が5月に万引きしていたことが発覚し、報道されるや否や退職したそうです。年収2000万円の放送局長がなぜ量販店で5000円程度の万引きを働いたか。
「魔が差した」
これが本人のコメントです。たしかに、魔が差したとしか思えない行為ですが、的を射た言葉であると同時に、何とも掴み所のない言葉でもあります。あらゆる悪事と呼ばれる行為は、「魔が差した」と言えば説明が付いてしまうからでしょう。
「遺憾に思う」「記憶にない」「全力を尽くします」
状況に応じてすぐに思い浮かぶ台詞というのがあります。本人はそれを口にすることで自らの立場を説明し、その場を治めることができるでしょうが、こうした決まり文句には何ら個性がないし、なんとなく心中は察するけど焦点のぼやけた表現でもあります。
報道に携わる人間として、最後くらいはせめて自らの言葉で「魔が差した」心中を具体的に表現してもらいたかったです。
(10月7日)
しばらく肉類を食べない日が続くと、運動する気力がなくなることがあります。果物類とりわけ柑橘系を食べない日が続くと、唇に炎症が起きることがよくあります。
食べ物はバランスよく食べないと、体調のどこかに変調をきたします。ベジタリアンの方には恐縮ですが、活発な運動をしようと思えば肉類のような高たんぱくの食材を摂取しないとなかなかエネルギーが出ません。
気分が落ち込んでも、十分な睡眠と美味しく栄養バランスに優れた食事で大抵は気分が一新できるもの。それほどに食べ物は日々の活動に重要な影響力を持っていると言えるでしょう。
(10月5日)
NYダウが終値で史上最高値を記録しました。2002年から続く米国の景気拡大は減速に入ったと言われながら、旺盛な消費と雇用に支えられて堅調さを維持しています。
2004年6月から連続17回行われてきた政策金利引き上げは8月から見送られ、商品価格下落でインフレ懸念は急速に後退、企業業績や景況感も良好です。この力の淵源は何といっても人口増。高い出産率と移民流入で人口は今年3億人を突破し、先進国の中では例外的に人口が増え続けています。
生産能力は日本企業の方が遥かに長けていると思いますが、米国は海外からモノを買い漁って赤字分は最強の輸出商品である米ドルと米国債を刷り続け、モノを消費し続けることで世界の景気循環をよくしています。
こうしたサイクルの是非はともかく、国力と人口がリンクしていることは疑いの余地がありません。喫緊の問題にはなりにくい出生率や移民受け入れを考えなければ、日本の将来にとってボディーブローのように効いてくるでしょう。
(10月4日)
某アウトソーシング会社から電話があり、「空き時間にデータ入力していただければ歩合給差し上げます」という仕事内容を依頼されました。
「空き時間にできる副業ならやってもいいかな」と思い資料を送ってもらうと早速電話が。読んでもいないうちから「長期の方を育成したい」「キャリアアップのために簿記とワード・エクセルの資格をとってもらうため、電話で個別指導もいたします」「資格取得後は歩合給も倍増」などと、良いこと尽くめの話が降り注ぎ、前向きに返事をしかけたところで、「○万円のローンですが月1万円ずつ入れていただく形がムリなく返済できる方法です」と、聞いたこともない話がピョコンと登場。
「働くのにペイ・ザ・マネー?」
要するに、指導料として最初に50万円弱を借金しなければならないのです。働いた上にお金まで納めるのでは、年貢と労力を搾取される小作農のようなもの。「どこでも最初は同様です」と言うので「そういった業界の常識は知りませんでした。ゼロから検討し直します」と丁重にお断りしました。格差社会の底辺で繰り広げられる厳しい生存競争を垣間見た勧誘劇でした。
(10月3日)
きょう10月1日は都民の日。1898年10月1日に東京市が誕生したことに由来し東京都が1952年に制定した記念日で、都内の公立校が休みになるほか、公共施設を無料開放する日です。
少年時代は休日であれば中身には興味なく無邪気に喜んでましたが、都落ちしてみてこの特別な日を思い出すと「あれは特権だったんだぁ」と懐かしく思い出します(そもそも都落ちという言葉が差別的で、落ち武者になった気分です)。振替休日にはならないので、今年は「特権」に与れる子供たちはいないようですが。。。
関東近郊を中心に県民の日というのはいくつかあり、その中で休日になる県は茨城、群馬、埼玉、千葉、山梨の各県。休日により学力が劣るなどというのは聞きませんし、公共施設が無料開放されるのも嬉しい限り。だったら、全都道府県に同様の記念日を設けてもいいと思うのですが。
そうすれば「おらが県」への愛情もひとしおになって、「うちは年2回」「わが県は若者に無料コンサート提供」なんてサービス合戦が始まり、過疎化に歯止めも……かかるほど世の中は単純ではないですね。「都民の日があるから都民になった」なんて話、聞いたこともないし。
(10月1日)
夫婦の精子、卵子で別の女性に代理出産してもらい生まれた子供の出生届の受理を命じる決定が東京高裁で出ました。原告はタレントの向井亜紀さん。東京家裁では却下された申立が、即時抗告で覆った画期的決定です。
家裁で却下されたときは非常に不可解でした。子供は夫婦の血を受け継ぎ、代理出産の女性は最初から代理であることを認めているのに、却下して得られるものといえば、戦前制定された民法の枠内に想定外の出来事を無理やり押し込め維持される秩序だけで、社会の変化を無視した硬直的な思考だと思ったからです。
かつて、臓器提供意思表示カードに脳死後提供したい臓器に○を付けているのに、大枠の提供意思に○を付け忘れていたケースについて、意思表示を認めない見解が厚生省でなされたことがありました。決定されていれば得られた喜びがいくつも吐き捨てられた悪しき官僚行政です。
過度な保守的・硬直的思考が、当たり前のことを当たり前でなくしてしまうケースが多々見られます。人としての常識に立ち返り、時代に柔軟な考えを持ちたいものです。
(9月30日)
最近オール電化を進めています。なんていうとリフォームしたみたいですが、単にホットプレートや電気ポットを利用してガスを極力使わないようにしているだけです。
ガス代よりも電気代の方が安いためですが、わざわざリフォームせずとも最近は便利な家電が格安で売ってるので、台所周りはガスが要らなかったりします。ホットプレートで目玉焼きから焼き魚、ホットケーキと何でも作れますし、電子レンジを使って魚が焼けたりゆで卵が作れる容器も売ってます。
熱湯を入れて数分待つだけでパスタが茹でられる容器があり買ってみましたが、こちらは食感がイマイチで手段の効率化が目的を損なう結果になってしまいました。 過ぎたるは及ばざるがごとし。ほどほどに利便性を追求したいものです。
(9月29日)
最近の音楽CDを見ると個性が全くありません。と言っても中身ではなく、どれもこれも「Best」や「Greatest Hits」のタイトルになってます。
ひどいアーティストになると出すアルバム全て「Best」で、ご丁寧に数字だけT、U、Vと増えていきます。中身も同じ曲を何度もアレンジしてて、そりゃ本人にとっては毎回ベストを尽くしてるのかもしれませんが、それではベストという言葉の意味がありません。もう少し遠慮してGoodだとかBetterと付けてくれれば、逆に目立つと思うのですが(買う人はいませんね)。
逆手にとって「Baddest」の造語タイトルでシリーズ化してる方もいますが基本は同じ。Gooddestと付けてるようなものですね。 CDが売れない時代だというのは分かりますが、「Bestと付ければ売れる」という安直さが、どうにも商業的、迎合的でロック魂に欠けるし、言葉を売る商売のくせに言葉に不実なのがイヤです。
ここ数年レンタルしかしてませんが、今後買うとしてもBestという言葉にこだわりを持った作品だけを買いたいと思ってます。
(9月28日)
安倍内閣が発足しました。閣僚の顔ぶれに「論功行賞人事」「実行力に期待できない」などの声が聞かれます。総裁選も早くから結果が分かっており、サプライズのない流れに失望があるのかもしれません。
小泉政権も在任中は何かと批判の声が多かったですが、交代した途端に「カリスマだった」「徹底していた」などと評価する声が聞かれます。
権力を厳しく監視する目が利いているとも言えますが、とかく裏づけのない陰謀や画策を囃し立てる向きもあり、情報の受け手側にも真偽を見極める目が重要になってきます。
新政権の主眼は憲法改正。憲法は国のあり方を決める根本でもあり、私たちが今まで以上に将来の日本を見つめ直さなければいけない時期に来ているともいえるでしょう。
名実共に戦後世代に受け継がれた日本のこれからを、一人ひとりが考え、政治に反映させていかなければなりませんね。
(9月27日)
先日聴講した商工会セミナーで福沢諭吉の心訓七則を紹介してました。どれも当たり前といえば当たり前のことですが、襟を正して読めば新たに啓発される面もあると思いました。
一.世の中で一番楽しく立派なことは 一生涯を貫
く仕事をもつことである
一.世の中で一番みじめなことは 教養のないこと
である
一.世の中で一番寂しいことは 仕事の無い事であ
る
一.世の中で一番みにくいことは 他人の生活をう
らやむことである
一.世の中で一番尊いことは 人の為に奉仕して決
して恩に着せないことである
一.世の中で一番美しいことは すべてのものに愛
情をもつことである
一.世の中で一番悲しいことは うそをつくことであ
る
経験と知識はその時々の価値観を大陸移動のように毎日ゆーっくりと変えていきます。気づいたときには、昔と今の自分は全くの別人になっていて、こういう訓戒を読むことで、はたと立ち止まり気づくこともあるようです。
(9月26日)
カチカチに冷やした板チョコを包装銀紙の上からパキパキと一口サイズに割っていって、ピリピリと開封してバリバリと音を鳴らして食べるのが最近、ひそかな楽しみになってます。気泡緩衝シートをプチプチ潰す作業のような快感と言えばいいのでしょうか。
気泡緩衝シートは英語でバブルラップとかエアキャップとか言うそうで、外国でもよく使われるシートだそうです。日本ではストレス解消道具としても売られてますが、ビニールに空気を入れてパーンと破裂させる行為のミニチュア版のようにも見えます。プチ破壊行為が気分をすっきりさせるのかもしれません。
同様に、板チョコも「気持ちいい」と意識して割れる感触を楽しむと気持ちいいのです。「これは楽しいのだ」という思い込みで自分を騙すと、脳みそは意外と簡単に騙されるものですね。カカオポリフェノールでエネルギーも小腹も満たされるし手軽な一石二鳥です。
(9月25日)
国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2006」が22日からきょう24日まで、千葉市の幕張メッセで行われてます。
任天堂、SCE、MSNの3大メーカーが繰り出す新型ゲーム機は、コントローラーを振り回したり次世代DVDが搭載されたりと、より高精度多機能型になってます。
最後にゲーム機を買ったのがファミコン(スーパーでもなく)世代の自分としては、どれも近寄りがたいXboxならぬブラックボックスのようで、“食わず嫌い”になってます。
そんな人間を取り込もうと、料金設定を抑えて簡単に楽しめるソフトを取り揃えたゲーム機もあり、二極化の流れでどっちに軍配が上がるか楽しみな商戦でもあります。
世の中に取り残されないためにDSくらいは買っておこうか。そんな思いが過ぎっただけでも、宣伝効果の大きさが伺えます。
(9月24日)
きょう23日は秋分の日。ついこの間、春分の日と書いたばかりなのに、あっという間に半年経ってしまいました。
昔、地理の授業で日本の大部分は四季の変化が激しい温暖湿潤気候で、世界にはより過ごし易い地中海性気候がある、ということを習ったとき「こんなに四季の移ろいがあってプールもスキーも楽しめる日本以上に快適な気候なんかあるのかな」と子供心に疑問でした。
しかし年を経るにつれ、寒暖の激しさが煩わしくなり、「日本て過ごしにくい国だな」と思うことが多くなりました。最近は異常気象が重なって酷暑と厳冬が多いせいかもしれませんが、春分・秋分のこの時期が大海に乗り出す前のオアシスにさえ感じます。
なんて言ってる間にすぐに来年の春分を迎えそうな気もしますが、オアシスからオアシスに飛び移るよりも、子供心に抱いた大海の絶景を思い出しながら、季節の風味を味わうことを心掛けて南極に向け?船出したいと思います。
(9月23日)
ユーザビリティ工学の開拓者として世界的に著名なヤコブ・ニールセンがコンピュータ未来予想をしています。「ムーアの法則によると、コンピュータの処理能力は18カ月毎に2倍になるという。つまり、2034年までには、今の100万倍以上の能力を持つコンピュータが登場するわけだ」というわけですが、四半世紀後に存在するコンピュータは一体、どれほどとてつもないのでしょう。
ここから100万倍に匹敵する利便性が一体どう広がるのかと想像するに、PCと携帯の垣根が次第に一体化する方向にコンパクトで多機能化され、かつてSOHOという言葉が流行ったように、仕事は時間も場所もよりフレックスになり、引いては雇用制度も欧米並みに流動化するでしょう。
或いはインターネットという形態が20年前には想像もできなかったように、今は想像もできない新たなツールが世に出回り、私たちの暮らしをより快適にしてくれるかもしれません。
その頃には自分も還暦を超えてますが、ただ未来を覗くという目的のためだけでも、長生きをしたいものです。
(9月22日)
昨日、吉野家に並ぶ人たちを「ミーハー」と一括りに書いてしまいましたが、大多数は「牛丼と言えば吉ギュウ」というコアなファンなんだと思います。
自分も松屋やすき家の牛丼を初めて食べたとき、何か物足りなさを感じたものです。吉ギュウ独自の食感や付けダレの違いが他店との差別化を成功させてきたのだと思います。
しかし長い間吉ギュウを食べない間に舌がすっかりすき家モードになってしまい、何ら違和感を感じなくなりました。一方、違和感を抱き続ける人たちが復活祭に列を為した人々なのかもしれません。
一億総中流社会となった日本では、微妙な味の違いに贅沢を見いだし、外食産業の成否を握っているようにも思えます。こうしたこだわりは日本人らしくもあり、忘れかけたこの繊細さをもう少し大切にしよう、と思った一杯の丼でした(引っ張りすぎ!?)。
(9月21日)
吉野家が18日、牛丼を復活させるとかで、大したニュースもないTVのワイドショーでは、破格の扱いで特集してました。店によっては長打の列もできており、「たかが1外食企業のイベントで……」と呆れてしまいましたが、復活祭が終わった翌日、無性に牛丼が食べたくなり、気づいたときには「すき家」に駆け込んでいました。
なぜかいつにも増して美味しく、サラダセット450円の値段分以上、2割増の満足感を得たような気がします。報道に煽られて牛丼への欲求が高まったせいかもしれません。TVでは「ミーハーな人たちだな……」と思った自分ですが、注目される中でそのイベントへの関心が増すというのは否定できません。
いつもの2割増の満足感が得られる、というのであれば、流行ばかり追いかける人も意外と理に適った行動をしているのかもしれません。何でもかんでも斜に構えず、たまにはミーハーな自分に酔いしれてみようと考え方を改めた一杯の丼でした。
(9月20日)
サッカー・欧州チャンピオンズリーグ王者FCバルセロナが107年の歴史で初めてユニフォームにスポンサーロゴを付けました。相手はなんとユニセフ(国際連合児童基金)。スポンサー料は貰うのではなく、バルサからユニセフへ5年にわたって毎年150万ユーロ(約2億2,350万円)以上の寄付金が贈られると。
サッカー先進国であり、国際的センスに長けた欧州圏ならではの画期的な試みではないでしょうか。長期的にチームのイメージアップになるという読みはあるのでしょうが、拝金主義的なクラシコの好敵手とは対照的な姿勢に頭が下がります。
どうやって選手の高額年俸を支えているのか台所事情はよく分かりませんが、バルセロナが街をあげてチームを盛り上げているのは間違いありません。Jリーグが理念とする地域密着型チームの理想型と言えるのではないでしょうか。
先日プロ野球の試合を観に行きましたが、ファンが誇らしげに着るユニフォーム肩口の、まるで色の馴染まないスポンサーロゴの刺繍に幻滅した矢先だったので尚更嬉しく、レプリカを買っちゃおうかなと思わせる(思惑通り!?)ニュースでした。
(9月19日)
台風一過で福岡市内では木々が倒れ、傘や自転車が所々に散乱していました。
長崎に上陸して数時間は非常に風が強く、窓ガラスが破れるんじゃないかという風圧で、僅かなすき間から雨水が入り込んできました。ここ数年で最も威力のある台風でした。
一方で、台風が訪れ外が大変なことになっていると、部屋の中にいて安心するのかよく眠くなります。母親の胎内にいる頃と似たような状況なのかもしれません。
自然の脅威に怯えながら自然の摂理に従う体調に抗う手段もなく眠りに眠った日曜日となってしまいました。
(9月17日)
昨日緑茶について書きましたが、緑茶に限らず納豆やヨーグルト、酢の物など「体に良い」とされる食べ物は、ウマいマズいに関わらず、胃が楽になり内蔵全体が快適になるような感覚があります。
緑茶もまた、食べ過ぎた後などに飲むと溜飲が下がって何となく呼吸が楽になる感じがします。 同じ「体に良い」とされる実験データがよく検出されるコーヒーについては、カフェインの影響で覚醒はされますが、ときに胃もたれがして内蔵全体が沈み込んでいく感覚がします。それでも好きなので1日5杯以上は飲んでますが……。
実験データの裏づけよりも、私たち自身の感覚というものが実は最も確かなデータであると思います。TVで取り上げられ一時的に流行する食べ物よりも日常的な感覚を尊重したいものです。
(9月15日)
緑茶を1日に5杯以上飲む人の死亡率は、1杯未満の人に比べ16%ほど低いことが、明らかになったそうです。脳卒中では、緑茶好きの人の死亡率が37%も低かったとか。緑茶カテキンが血圧やコレステロールを抑えて血管系の病気を防いでいると見られます。
米国でも緑茶人気が高まっており、スーパーでは伊藤園の緑茶ボトル専用コーナーが登場しているそうです。売れているのはもっぱら甘い緑茶で、この辺は文化の違いを感じますね。NYマンハッタンに最近オープンした緑茶喫茶店では、緑茶にシナモンなど別のフレーバーをカクテルして飲む形態で、LOHASな人々に人気だとか。
約10年前、佐賀の名産・嬉野茶を取材したときに、様々な緑茶商品が開発されていて一大ブームだな、と思いましたが、メタボリック症候群などの言葉が今年になって登場するあたり、緑茶などの健康アイテムはブームで終わりそうにはありませんね。
(9月14日)
ブライダル新聞を作ったカップルの挙式当日というのは作り手としても何か楽しい気分になります。
発送し、料金をいただいたら契約上のつながりは何もなくなってしまいます。が、数日かけて作った紙面が、自分の会ったことのない新郎新婦やその親戚・友人の手に渡り、開式までの間、あるいは家に帰ってから読まれている光景を想像すると、異空間に自分が関係しているようで想像力を刺激されます。
式が始まれば仕舞われる運命のペーパーアイテムですが、幕間つなぎに再び取り出され話題にされれば感慨ひとしおです。新郎新婦の細やかな心遣いもきっと出席者の皆さんに伝わることでしょう。
オリジナル且つ細かいところに手が届く、そんな披露宴をお望みのカップルにオススメです。
(きょうはコラムというより完全なPRになってしまいました……)
(9月13日)
9.11テロから5年が経ちました。当時「状況がまだ分かりません」というアナウンスと黒煙を吹く世界貿易センターの映像がTVで流れ、「これは只事じゃない」と思い会社に走ったのを覚えてます。
朝刊紙面の制作を手伝ったのですが、その間にもニュースは2機目の突入、ペンタゴンへの墜落、崩落するビル、4期目の墜落と、戦慄の走る中継が次々と流れ、「世界はきょうこの瞬間から何かが変わる」と実感しました。実際、米国主導のもと世界は対テロ戦争をメインテーマに掲げ、アフガン侵攻、イラク戦争と突き進んできました。
その瞬間を克明に覚えている歴史的ニュースと言えば、 1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連8月クーデター失敗、1995年の阪神大震災、オウム強制捜査など、「歴史が書き換わる」と思う大事件は数年おきに訪れます。
自分が生きている間にあと数回起こるであろう大事件が、社会に平和や繁栄をもたらす“朗報もの”であることを祈るとともに、どんな状況にも順応できる心の備えもしておかねば、と思います。
(9月12日)
1900年のきょう、東京の新橋と上野駅前、熊本市内に日本初の公衆電話が設けられたそうです。
106年後のきょう、携帯全盛の陰で公衆電話は見かけることも少なくなりました。個人的には、貰い物などで10枚くらい溜まっているテレカも21世紀に入って一度たりと使った記憶がありません。
携帯の機能は強いニーズに後押しされて日進月歩の進化を続けていますが、肝心の通話処理機能は、基地局の問題で短時間の殺到には対応できないのが現状。最も必要とされる災害時の有用性は低いと言わざるを得ません。
それでも、数年前に比べ通話領域は広がり続け地下でも受信できる場所は広がってます。一時期「シンプルで使い易い携帯が一番」として売り出した携帯電話会社の戦略はあまり功を奏したとは言えませんが、日常楽しめる写メ、音楽、TV、ゲームの充実だけでなく、非常時に役立つ電話本来の機能充実も高めていってほしいものです。
(9月11日)
NYヤンキースの松井がメジャー復帰に向け2Aに出場し始めました。日本人だけでなくNY市民も松井の復帰を歓迎しているようです。首位を独走するチームにとって、必要ないと言われてもおかしくない状況なのに、そんな声は聞かれません。松井はなぜこれだけ人々に愛されるのか。メジャーでもトップ級の高額年俸やWBCへの参加拒否など、マスコミに叩かれそうな材料はいくつもあったのに、大きなバッシングは殆ど聞かれません。
ふと思い出すのが、同じヤンキースにかつて所属した伊良部秀輝投手。同名ながら、こちらは尊大な態度でナインからもマスコミからも嫌われ、今は何をしているのかもよく分かりません。
マスコミへの丁寧な応対や災害支援への助成など、どんなにビッグになっても謙虚に振舞う態度に、最後は皆ファンになってしまうのでしょう。
「実るほど頭の下がる稲穂かな」
日本人の美徳を忘れずに、怪我を克服して更なる高みに上ってほしいものです。
(9月9日)
きょうは二十四節気の一つ「白露」。大気が冷えて、露が表れる頃です。秋の入り口に差し掛かったと言ってもいいかもしれません。
夜道を歩いていると涼風の心地よさを感じることも多くなりました。春や秋になると「今の季節がずっと続けばいいのに」と思いますが、寒暖の差があればこそ季節の移ろいにも味が出て、春秋のありがたさも身に沁みるのでしょう。
いつもいつも秋だったら「食欲」も「読書」も堪能する気にならないでしょう。紅葉に風情も感じないでしょうし、秋刀魚や茄子にこれといった感慨も沸かないでしょう。
新たな季節が訪れるたびに1年間引いてきた弓矢を放つように、その季節を味わう。すると、厳冬も、春の憂鬱も、寝苦しい夏も、この秋のために用意された引き立て役としてありがたい存在に思えてきます。とかく地味な存在の秋だけにそんな考え方があってもいいのではないでしょうか。
(9月8日)
昨日採り上げた番組で紹介していたその他の裏ワザです。
◎ごはん→味りんを入れて炊くとおいしい。
◎味噌汁→ヨーグルトを入れるとダシを入れたようにコクが出る。
◎レタス→ぬるま湯につけておくとシャキッとする。
◎目玉焼き→白身を落としたあと、黄身を乗せると早くできあがる。
◎すいか→ぬれふきんをかけ、扇風機にあてておくと早く冷える。
◎やぶ蚊対策→オレンジの皮の汁を身体に塗るとさされにくい。オレンジの皮に火をつけると蚊とり線香の代わりになる。黒い色に蚊は集まる。白色には蚊が集まりにくい。
知ってると良妻賢母と言われるかも!?
(9月7日)
皇室オメデタということで、きょうは赤ちゃんが泣き止むためのちょっとしたコツについて。以前テレビ番組でやっていて「へぇ」と思った方法です。
生後4ヶ月くらいまで
ドライヤーの音やスーパーの袋をくしゃくしゃする音を聞かせると、おなかの中にいた時の音と似ているので安心して泣き止む
生後4〜8ヶ月くらいまで
泣いている赤ちゃんの唇を抑えたり離したりして「ワァ〜ンワァ〜ン」と泣き声の大小変化を聴かせると、その変化に興味を持って泣き止む
生後9ヶ月以上は
泣いている赤ちゃんに鏡を渡して自分の姿を見せると、自分の姿に興味を持って泣き止む
のだそうです。聴覚や視覚の発達に伴い反応する方法が変わるために、このような変化が出るとか。番組内でも面白いように乳児が泣き止んでました。子育て中のお母さんがいたら、ぜひ試してみてくださいネ。
(9月6日)
5年半に及ぶ小泉政権がいよいよ終わろうとしています。功罪を語るニュースを見るようになりました。日本は1993年からの一時期を覗いて戦後ずっと自民党の一党優位制が続いてきました。これが政治の腐敗・停滞を招き、「経済は一流、政治は三流」の国家になってしまいましたが、小泉政権は前政権に比べ政治への信頼を格段に高めたと思います。
派閥政治を壊し、公約の大切さを世に示したことで、政権末期の現在でもこれだけの高支持率を維持できているのでしょう。とかく古いしきたりに縛られる政治の世界で、これだけの価値転換を成し遂げたことは、一政治家の所業として奇跡に近い活躍だったと思います。実際の政策うんぬんよりも政治への信頼を高めたことにこそ小泉政権の功はあると思います。
表裏一体で、功があれば副作用としての罪は必ずあるもの。2001年当時の暗い日本よりは今の日本の方が少しだけ希望が芽生えたとは思いますが、人それぞれ、功罪のどちらに重きを置くかで後世の評価も分かれてくるでしょう。
(9月5日)
決着したはずの惑星騒動ですが、冥王星格下げに異論を唱える動きがなかなか止みません。発見国の米国では格下げ撤回を求める署名活動が行われ、一部のアニメや星占いでも今後の扱いを巡って困惑している人々も多いとか。
「冥王星が消滅してしまった」と勘違いしている子供もいるとかで、教育現場の戸惑いも伝わってきます。惑星を冠したクラシックCD集は冥王星入りのCDに人気が集中し品切れ店も続出している……とこちらは嬉しい悲鳴ですね。
新たな枠組みが決まる時というのはこういうものかも。冥王星に対する愛着と、惑星の定義とは別に考えなければなりません。人気ばかり先行してホームランの打てない打者は記憶に残れど記録には残らない(ちょっと例えが極端?)。
定義を貫き通した今回の国際天文学連合の決定は正しい判断だったと思いますが、関係機関にはしばらく混乱が続くでしょう。矮惑星に落第しちゃったけど、風変わりなアウトロー(軌道も大きさも)として私たちの記憶にはしっかりと残り続けることでしょう。
(9月4日)
きょう9月1日は防災の日。1923年9月1日の関東大震災に因んで制定され、全国各地で防災訓練が行われる日です。
奇しくも昨夕、東京湾を震源とする地震があり横浜で震度4を観測しました。その2時間後、東京都中野区で、防災行政無線のスピーカーから「大地震が起きる恐れがあり、中野区で震度5程度の揺れが予測される」「落ち着いて行動してください」などのアナウンスが誤って流れるトラブルがあったとか。この地震直後、シンガポール取引所の日経平均先物価格も80円近く下落したそうです。
防災の心構えは大切ですが、過度の警戒心はパニックにもつながりかねません。とくに、阪神大震災以後、数年ごとに訪れる各地の震災映像を目の当たりにして、地震に対する脅威は私たちの記憶に刻み込まれてしまいました。
いざ災害が起こったときに慌てないために、日ごろの準備と心構えが一層重要になると言えるでしょう。
(9月1日)
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